-速読法の勉強方法

2009年9月アーカイブ

速読法とは

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速読というのは読んで字の如く早く読むということで、そのために速読法や速読術というものがいろいろ登場しています。これらをマスターすると読書速度が飛躍的に向上し、効率的に大量の文章を読破できるとされています。

一般的に速読法を習得しようと思えば、有効視野を拡大させたり、理解力の向上が必要不可欠となりますが、他にも情報を引き出す速度についても改善する必要があるといえるでしょう。

日本で速読法がブームになったのは1981年のことで、当時テレビで放映された「写真記憶」というものが評判になったのがきっかけともいわれています。この写真記憶では、本などを瞬間的に見ただけでまるで写真のようにその画像が鮮明に記憶できるというものでしたが、実際に一般の人がこれを実現できたという話は聞かれませんでした。

写真や図形などを覚えるのならまだしも、内容が抽象的な哲学の本や、理論的な文章が書かれた学術書などはイメージだけではとても読むことはできません。文章を理解するためには抽象的な語句の理解や理論的な読解力が必要であり、流し読みとはレベルが違うわけです。速読法は以前は写真記憶などのように、各人の能力度に依存する特殊技術が主流でしたが、次第により科学的な学習方法についても確立するようになってきています。

 

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全体理解と精読

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そもそも速読といっても目的に応じて全体理解と精読を分けて考えなければなりません。全体理解とは、全体を概要的に理解する読み方のことであり、その文章の粗筋やテーマをとらえれば目的を達するというもので、おおよそ70%程度の理解度で読み進めます。精読とは文章を正確に理解しながら詳細が記憶に残るように読んでいく方法で、情報を分析して脳にインプットしていくような感じです。

景色にたとえれば、全体理解では森や林の木々を捉えて全体のイメージを掴むような理解度ですが、精読では木の枝や葉っぱなど細かな部分まで観察する理解度となります。学術的な専門書や試験問題などを読んで勉強することが目的の場合は精読の読み方が中心となるわけです。ただし、歴史の流れを掴んだり、文学書の流れを掴む場合は、はじめに全体理解の方で速読することの方が効率的なことが場合もあります。

又、速読には向かない文章ももちろんあります。例えば数学の公式などの場合です。公式は専門的なギリシャ文字や記号も出てきますし、公式の意味を理解できなければ意味をなしません。ちなみに丸暗記とも速読法は異なるものです。暗記力を問われるものならば、数学の公式でも理解度に関係なく覚えればいいので意味がありますが、速読法では、書かれている文章の意味をどれだけ理解できたかが問われるのです。

 

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自宅で一人で簡単にできる速読能力の向上トレーニングがあります。ただし、速読法にはいろいろなものがあり、どれが優れているか等は各人との相性によっても大きく変わると思いますから、あくまでも参考程度に留めておいてください。

用意するのはできるだけ自分の好きな分野の本です。初めから難解だったり苦手な本を使用した場合はうまくいきにくので避けた方が賢明です。まずは1分間にどの程度の量が読めるのかを計ってみてください。ここでベンチマークとしての読書速度を知っておきます。次に、本をパラパラとめくっていきながら1分程度活字を眺め続けます。更に、1ページ当たり1秒程度の速度でシャッターを切るように約1分間眺めるようにします。今度は元に戻して、再び1分間にどの程度の量が読めるか読書速度を計ります。これで1クールなのですが、繰り返していくうちに読書速度が2倍程度に向上していきます。

ただし、継続してトレーニングしないと一時的な効果で終わってしまいがちなので注意してください。ここから更に読書速度を向上させたり、固定の能力として維持させたりしたいならばもうすこし専門的な訓練が必要となるようです。しかし、実感できる速読法ですし、いつでも実行できますから、まずはこれを試してみたらいかがでしょうか。

 

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ネットで速読法について検索していると内容はわからないのですがとにかく効果はすごい、というようなセールスのサイトがたくさん出てきます。それらの中には実績のあるものもあると思いますが、料金もかかることですし躊躇することも多いでしょう。

そんな中でも、入門編を無料サービスとして実施しているサイトもあります。こういうものは積極的に活用するようにしましょう。効果があるかないかも重要ですが、基本的には脳のトレーニングを積極的にするという習慣をつけることが重要なのです。

ここでは「無料で速読トレーニング」というサイトを紹介しますが、理論的には一度に読み取る文字数を増やす「識字幅の拡大」と文字間を移動する「視点移動スピード」を速めるという2点をポイントとしています。

ここでは強化支援ツールとしては、1分間残像記憶トレーニング、1分間瞬間視力トレーニング、周辺視野拡大トレーニング 、横型識字幅拡大記号トレーニング、縦型識字幅拡大記号トレーニング、の5つが用意されており、それぞれ気軽に取り組めるものです。

1分間残像記憶トレーニングはイメージを想起する力を強化して記憶力や集中力を高める目的がありますが、コンテンツ自体に難しさはなく楽しいものです。1分間瞬間視力トレーニングも同様で、瞬間的に読み取れる文字数を増やして記憶力と集中力を高める目的を持っています。これなどはゲーム感覚でできますし、仕事の気分転換にも利用できそうです。

 

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更に「無料で速読トレーニング」の次ステップについてお話します。周辺視野拡大トレーニングの方法は、例えばランダムに配置された25個の数字をできるだけ早く1から順番に最後の25までを正確にチェックするようなトレーニングです。人間の視野の特性ですが、解像度が高くてものがはっきり見える中心視野に対して、その周囲は何となくぼやけた感じで一応見えている程度だという周辺視野の2種類があります。この周辺視野の視機能の程度によって実質的なその人の視野が変ってきます。これをトレーニングによって向上させようというのが周辺視野拡大トレーニングの目的というわけです。

読書などで活字を読む時に1度に読み取れる文字の量が増えれば当然速読度も高まります。更に広範囲にものが見えるようになると、スポーツや自動車の運転などでも迅速で正確な判断ができるので身体能力の向上改善にも直結していることになります。

人間の視野というものは加齢と共に狭くなってくるもので、速読という以前に、一般的な事務能力や手作業などにおいても影響が出てきますから、中高年の人は視野の広さを維持するためにも意識的にトレーニングを行うことは非常に大切です。

「周辺視野拡大トレーニング」を運動能力や速読力の向上、仕事や勉強の効率アップにお役立て下さい。これ以外にも速読文章によるトレーニングサービスもありますから、試してみてください。こうした積極的なチャレンジが脳のトレーニングになっていることもお忘れなく。

 

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速読法とは(2009年9月22日)
全体理解と精読(2009年9月22日)
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周辺視野拡大トレーニングの重要性(2009年9月22日)
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